IKEA!!!!
2008年 10月 22日
IKEAに、1度だけ行ったことがあります。
船橋の店舗に、たぶん2年前に、本棚やらテレビ台やら買いに行きました。
安かったし、なんかおしゃれだった!
スウェーデンとか北欧って、なんだか日本ではすごくイメージがいいような?
福祉国家、とか、学力が高い、とか。
ちょっとくらい税金高くても、文句とかでなそう、みたいなイメージ。
実際、スウェーデンで税金下げます的な政党とかないんだろか。
学力の話では、何かで昔読んだ(アエラか日経Kidsだったかと。)
北欧の授業の話。
たとえば国語。桃太郎の話をやるとする。
日本なら、
まず話を読む。感想を書く(桃太郎は偉い、仲間は大切、ひとの役に立ちたい云々)
スウェーデン式は、考える授業をする。
どうしておじいさんとおばあさんには子供がいなかったのか?
鬼はどんな悪いことをしたのか?
犬や猿、キジはおなかをすかせていたのでは?
鬼と共存する方法はなかったの?
手に入れた財宝は、何に使うことが望ましい?
ほんとかいな、と思ったけど、たしかにこういう授業したことないな。
北欧では、日本でいうところの学習塾スタイルが私立学校として人気らしいし。
たしかこれも、結構おもしろい仕組みなんだ。ハコモノ(校舎)を持たないとかね。
で、スウェーデンを代表する企業、IKEAの話。
『IKEA 超巨大小売業 成功の秘訣』 リュディガー・ユングブルート著
この本の前半は、創業者イングヴァル・カンプラードの半生記なので、斜め読み~。
なんか、ものすごく金もうけ主義みたいな書かれ方してたけど・・・
後半は、企業としてのIKEAの話。
美しい家庭像を提供することで、商品をより魅力的に見せる。
有名なことだけど、IKEAは商品を単体で置かない。
その商品を組み込んだライフスタイルそのものを提案する。
IKEAのパンフレットに載っている部屋は、理想の家庭像そのもの。
パンフ読むだけで楽しいもん。
ただ、何も問題のない企業というのはなかなかなくて、
スウェットショップ(過酷な環境で労働者を酷使)問題、児童労働問題。
スウェットショップは過去にはナイキが有名でしたけど、
やっぱりグローバル企業にはつきものなんですかね。さみしいな。
今は改善されてんのかな?
節税に関しては、かなり複雑な仕組みを作っている模様。
(会計のことはよくわからない・・・勉強不足!財団をつくると低い税率になるらしい)
ただ、そうやっていろいろまわして税金対策することが悪いこととは思いません。
‘節税‘であって、‘脱税‘ではないし。
世界で北欧家具がはやって(IKEAがはやらせて)、それを私たちが買って、
それでカンプラード家が儲けることはごく自然なことであって。
ただ、それで財団作って、社会貢献してます!っていうのは、どうなんだろ。
税金払うことも社会貢献だと思うんだけど・・・
社会貢献の意思を持って設立された財団なのかっていうと疑問です。前半のカンプラード氏の半生から判断して。
面白かったのは、IKEAも当初はモノマネだって言われて、
周りの企業に目をつけられていたことかな。
ヨーロッパ的なのは、カンプラードがナチスとの関係を問題視されたこととか。
あと、
「ベルトコンベアを消費者の家まで伸ばす」っていう表現がユニーク。
ただ、実際組立はめちゃくちゃめんどくさかった。
こんど武蔵野線にできるらしい。また行こうかな。
大型家具だけじゃなくて、小物、特にキッチン周りのグッズが充実しててステキ。
船橋の店舗に、たぶん2年前に、本棚やらテレビ台やら買いに行きました。
安かったし、なんかおしゃれだった!
スウェーデンとか北欧って、なんだか日本ではすごくイメージがいいような?
福祉国家、とか、学力が高い、とか。
ちょっとくらい税金高くても、文句とかでなそう、みたいなイメージ。
実際、スウェーデンで税金下げます的な政党とかないんだろか。
学力の話では、何かで昔読んだ(アエラか日経Kidsだったかと。)
北欧の授業の話。
たとえば国語。桃太郎の話をやるとする。
日本なら、
まず話を読む。感想を書く(桃太郎は偉い、仲間は大切、ひとの役に立ちたい云々)
スウェーデン式は、考える授業をする。
どうしておじいさんとおばあさんには子供がいなかったのか?
鬼はどんな悪いことをしたのか?
犬や猿、キジはおなかをすかせていたのでは?
鬼と共存する方法はなかったの?
手に入れた財宝は、何に使うことが望ましい?
ほんとかいな、と思ったけど、たしかにこういう授業したことないな。
北欧では、日本でいうところの学習塾スタイルが私立学校として人気らしいし。
たしかこれも、結構おもしろい仕組みなんだ。ハコモノ(校舎)を持たないとかね。
で、スウェーデンを代表する企業、IKEAの話。
『IKEA 超巨大小売業 成功の秘訣』 リュディガー・ユングブルート著
この本の前半は、創業者イングヴァル・カンプラードの半生記なので、斜め読み~。
なんか、ものすごく金もうけ主義みたいな書かれ方してたけど・・・
後半は、企業としてのIKEAの話。
美しい家庭像を提供することで、商品をより魅力的に見せる。
有名なことだけど、IKEAは商品を単体で置かない。
その商品を組み込んだライフスタイルそのものを提案する。
IKEAのパンフレットに載っている部屋は、理想の家庭像そのもの。
パンフ読むだけで楽しいもん。
ただ、何も問題のない企業というのはなかなかなくて、
スウェットショップ(過酷な環境で労働者を酷使)問題、児童労働問題。
スウェットショップは過去にはナイキが有名でしたけど、
やっぱりグローバル企業にはつきものなんですかね。さみしいな。
今は改善されてんのかな?
節税に関しては、かなり複雑な仕組みを作っている模様。
(会計のことはよくわからない・・・勉強不足!財団をつくると低い税率になるらしい)
ただ、そうやっていろいろまわして税金対策することが悪いこととは思いません。
‘節税‘であって、‘脱税‘ではないし。
世界で北欧家具がはやって(IKEAがはやらせて)、それを私たちが買って、
それでカンプラード家が儲けることはごく自然なことであって。
ただ、それで財団作って、社会貢献してます!っていうのは、どうなんだろ。
税金払うことも社会貢献だと思うんだけど・・・
社会貢献の意思を持って設立された財団なのかっていうと疑問です。前半のカンプラード氏の半生から判断して。
面白かったのは、IKEAも当初はモノマネだって言われて、
周りの企業に目をつけられていたことかな。
ヨーロッパ的なのは、カンプラードがナチスとの関係を問題視されたこととか。
あと、
「ベルトコンベアを消費者の家まで伸ばす」っていう表現がユニーク。
ただ、実際組立はめちゃくちゃめんどくさかった。
こんど武蔵野線にできるらしい。また行こうかな。
大型家具だけじゃなくて、小物、特にキッチン周りのグッズが充実しててステキ。
by sukusuku-y
| 2008-10-22 00:44
| 感想(books)