『TOKYOモンスター』(NHK)
2009年 02月 17日
NHK シリーズ『沸騰都市』
TOKYOモンスター
見ました。すごい面白かったです。
山の手トンネル開発のCGとかよくできてたと思います。
増殖する都市、って感じですね。
東京の細胞分裂みたいで、あらためてこうやって見せさせられると、
ちょっと気味が悪いなって思ったりしました。
それが制作サイドの狙いだったのでしょうから、成功ですね。
現実のドキュメンタリーパートと、2029年を描いたアニメーションパートが交互に展開。
番組運びは秀逸でした。
やっぱり民放だとこうゆうのは作りにくいでしょう。スポンサーの関係で。
こういうのがあるから好きなんだ、NHK。
実写部分でおもしろかったのは、森ビルのとこですかね。
歓楽街・六本木を、丸の内にとってかわるようなビジネス街にする、という計画のもと、
現在も虎の門あたりに新たな超高層ビルを建てようとしているのだそうです。
私としては、やっぱり丸の内の洗練度は六本木では表現できないような気がしますが。
というか、あの雑多さが六本木ならではなのかなと。
ヘリタクシーなんかはいいアイディアだと思いますが、そんなたくさんヘリ飛んでてもねえ。
皇居の上はたぶん警備上飛べないでしょうし、限られた人向けのサービスになるんだろなあ。
あとは豊洲で高層マンション建ちまくりで人口増えまくりで、
小学校がもうすぐ生徒1000人超える(だったかな?)そうです。
小学校のグランドや校舎の後ろには、ン十階建のマンションがボコボコそびえてる。
ひぇ~。このビルのジャングルが君たちのふるさとなのね。
入居している世帯は都心勤務のホワイトカラー。5000万はする住居。
こうゆうもんなんですかね。いや、いいとか悪いとかじゃなくて。
私はそうゆう環境で育たなかったからリアリティがないです。
この子たちは遠足に電車で行くんですかね?
うちの小学校は、真横にそこそこの2級河川が流れてて、
週1で川原で遊ぶ授業とかあったなあ。
近くには、古墳がいっぱいある山とか池とかに遠足で行きました。茶畑とかの見学もね。
もし私が小学校時代を豊洲でやりなおしてみませんか?と言われても、
いや、結構デス。と言うと思う。
あのころの思い出は何にも代えがたいなーと今になって思います。
でも、もちろん豊洲での小学校時代もエキサイティングだと思いますよ。
このころの風景って、間違いなく人格形成に影響しますからね。
きっとエキサイティングなオトナになってくれると思います。
でね、アニメパートの話!
もうね、途中からニヤニヤしちゃった。
だって絵が明らかにプロダクションI.G.なんだもん(笑)
でね、セリフなんかがね、いかにも押井監督がキャラに言わせそうなやつで。
「あーこれ絶対IGだ。もしかしたら監督も押井さんだわ」
とか思ってたら、案の定!ビンゴでした。
TOKYOという街自体が意思を持って、私たちに何かを伝えようとしている。というアニメ。
ショートアニメなのですが、とっても充実したストーリーだったと思います。
押井監督については前にも一度ブログに書いてますのでよろしく。
押井監督のエッセイ
『凡人として生きるということ』
を、私はなぜか恋愛指南書のように読んでおります(笑)
全体を通して、東京という街の止まらない進化が描かれていて、とても面白かったです。
日本の中で変貌しつづけている唯一の街と言っていいでしょう。
世界的にも稀有だと思います。
東京には、固定形なんてないのかもしれない。
本来の姿、とか、東京かくあるべし、なんてのは意味がないのかもしれない。
変化することが東京の存在意義なのかな。
変貌の客体であり主体である東京に、上京してきてよかったな、と思います。
この夜景は、、、圧巻ですよね。
ルーツかなんかのCMで、
東京の夜景が美しいのは俺たちの残業のおかげだ。とかいうのがあったな(笑)
TOKYOモンスター
見ました。すごい面白かったです。
山の手トンネル開発のCGとかよくできてたと思います。
増殖する都市、って感じですね。
東京の細胞分裂みたいで、あらためてこうやって見せさせられると、
ちょっと気味が悪いなって思ったりしました。
それが制作サイドの狙いだったのでしょうから、成功ですね。
現実のドキュメンタリーパートと、2029年を描いたアニメーションパートが交互に展開。
番組運びは秀逸でした。
やっぱり民放だとこうゆうのは作りにくいでしょう。スポンサーの関係で。
こういうのがあるから好きなんだ、NHK。
実写部分でおもしろかったのは、森ビルのとこですかね。
歓楽街・六本木を、丸の内にとってかわるようなビジネス街にする、という計画のもと、
現在も虎の門あたりに新たな超高層ビルを建てようとしているのだそうです。
私としては、やっぱり丸の内の洗練度は六本木では表現できないような気がしますが。
というか、あの雑多さが六本木ならではなのかなと。
ヘリタクシーなんかはいいアイディアだと思いますが、そんなたくさんヘリ飛んでてもねえ。
皇居の上はたぶん警備上飛べないでしょうし、限られた人向けのサービスになるんだろなあ。
あとは豊洲で高層マンション建ちまくりで人口増えまくりで、
小学校がもうすぐ生徒1000人超える(だったかな?)そうです。
小学校のグランドや校舎の後ろには、ン十階建のマンションがボコボコそびえてる。
ひぇ~。このビルのジャングルが君たちのふるさとなのね。
入居している世帯は都心勤務のホワイトカラー。5000万はする住居。
こうゆうもんなんですかね。いや、いいとか悪いとかじゃなくて。
私はそうゆう環境で育たなかったからリアリティがないです。
この子たちは遠足に電車で行くんですかね?
うちの小学校は、真横にそこそこの2級河川が流れてて、
週1で川原で遊ぶ授業とかあったなあ。
近くには、古墳がいっぱいある山とか池とかに遠足で行きました。茶畑とかの見学もね。
もし私が小学校時代を豊洲でやりなおしてみませんか?と言われても、
いや、結構デス。と言うと思う。
あのころの思い出は何にも代えがたいなーと今になって思います。
でも、もちろん豊洲での小学校時代もエキサイティングだと思いますよ。
このころの風景って、間違いなく人格形成に影響しますからね。
きっとエキサイティングなオトナになってくれると思います。
でね、アニメパートの話!
もうね、途中からニヤニヤしちゃった。
だって絵が明らかにプロダクションI.G.なんだもん(笑)
でね、セリフなんかがね、いかにも押井監督がキャラに言わせそうなやつで。
「あーこれ絶対IGだ。もしかしたら監督も押井さんだわ」
とか思ってたら、案の定!ビンゴでした。
TOKYOという街自体が意思を持って、私たちに何かを伝えようとしている。というアニメ。
ショートアニメなのですが、とっても充実したストーリーだったと思います。
押井監督については前にも一度ブログに書いてますのでよろしく。
押井監督のエッセイ
『凡人として生きるということ』
を、私はなぜか恋愛指南書のように読んでおります(笑)
全体を通して、東京という街の止まらない進化が描かれていて、とても面白かったです。
日本の中で変貌しつづけている唯一の街と言っていいでしょう。
世界的にも稀有だと思います。
東京には、固定形なんてないのかもしれない。
本来の姿、とか、東京かくあるべし、なんてのは意味がないのかもしれない。
変化することが東京の存在意義なのかな。
変貌の客体であり主体である東京に、上京してきてよかったな、と思います。
この夜景は、、、圧巻ですよね。
ルーツかなんかのCMで、
東京の夜景が美しいのは俺たちの残業のおかげだ。とかいうのがあったな(笑)
by sukusuku-y
| 2009-02-17 00:52
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